4月後半に入ってそろそろラビットアイブルーベリーの受粉も終盤になってきました。
蜜蜂の他にも、自然界からマルハナバチなど多くの種類の蜂が見られます。
ブルーベリーの受粉、交配についてはもうみなさんご存知だと思います。
日本でのブルーベリーの系統は大きくラビットアイ系とハイブッシュ系に分かれます。
受粉によって果実の着き方が変わります。
まず、ラビットアイ系は基本的に異品種同士の受粉が必要です。
受粉しないとどうなるか?
受粉しないと全く実が着かないわけではありませんが、やはり実にならないものや形が小さいもの、食味が若干悪くなるものが多くなる傾向にあります。
ラビットアイ系は異品種同士の受粉は必要です。
ハイブッシュ系のブルーベリーについては、1本でも果実が成る品種が多いようです。
しかしながらハイブッシュ系も異品種との受粉によって果実が大きくなり、食味が良くなる傾向があるようです。
そこで、系統の違うラビットアイ系とハイブッシュ系の受粉は成立するか?という疑問が出てくると思います。
簡単なことは言えませんが、私の栽培経験上では、受粉しているようです。
しかし、1本同士で比較したわけではなく、庭に置いてある数本の様子を見てのところです。
やはり基本的には同じ系統の異品種を混植するべきです。
栽培する場合は同じ系統の異品種を近くに置いて栽培しましょう。
そして、できれば蜂による受粉を誘う環境を作っってあげたほうが受粉が確実になります。