はじめに
イチジクはクワ科で、原産はアラビア南部です。
果実は日持ちがしないことから、なかなか市場に出回らない果物です。
適熟したイチジクの果実の味は最高に甘く美味しいです。
イチジクの特徴
上にも述べたとおり日持ちしないことから、なかなかスーパーなどで見かけることが少ない果物です。
熟した果実はねっとり甘く、品種によっては酸味のはっきりしたものもあります。
果実は生食のほか、乾燥イチジクやケーキのトッピング、ジャムなどに利用されています。
イチジクには食物繊維が豊富に含まれ、健康フルーツとしての一面も持ちます。
イチジクの品種について
イチジクの品種は200以上で、日本で生産されている主な品種は蓬莱柿とドーフィンです。
これから当園で栽培する品種は外来種になります。近年、外国産の非常に優秀な品種が導入されており、一般の家庭で栽培されているかたも多くいらっしゃいます。
最近マスコミ等で取り上げられたのがビオレソリエスというフランス産のイチジクです。日本でも栽培にチャレンジする方が多く出始めました。
生食用、加工用それぞれに適した品種を選び、重点的に栽培していきます。
イチジクの栽培方法
近年ではポット栽培をするかたも多く出てきています。
地植えの場合、病気で枯れる被害を受けた園もあるようです。
品種でコンパクトに栽培できるものは鉢植えでも十分楽しめます。
害虫ではカミキリムシ、根のネコブセンチュウに注意が必要です。